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中国人の名刺

   ・「わたくし○○と申します」というふうに、名刺を交換するのは、

    日本でも、中国でもごくありふれた光景ですが、中国人の名刺は基本的に漢字

    (大陸ならば簡体字、香港・台湾でああれば繁体字)で書かれたものです。

    名刺交換のルールに日中の違いは特にないので、

    特に中国人だからといって気にする必要はないです。

    さて、内容ですが、日本と同じく、社名・肩書き・人名・連絡先といった構成です。

    ちなみに名刺のことを中国語では、「名片」といいます。

    社名には、「△△股[イ分]有限公司」が多いと思いますが、

    「公司」は会社の意味で、「股[イ分]有限」は株式会社の意味です。

    「有限」といっても有限会社の意味ではなく「Ltd」の直訳といったところです。

    ※ [イ分]はにんべんに分

    日本語の「会社」という表記は、中国では使用こそしていませんが、

    そのまま通じますので、とくに説明する必要はありません。

    肩書ですが、よく日本の方に質問されることが多いです。

    「董事長」や「総経理」というは、日本でいうところの「代表取締役社長」の意味です。

    日本語の経理ですと、総務部的な意味合いですが、中国では社長と同じ意味合いで使用します。

    注意点としては、中国では「副総経理」や「副○×」といった肩書きが多いのですが、

    中国では「副総経理」「副○×」も、実質的な権限を完全に有しているので、

    日本ですとやや名誉職的な意味合いを含むことがありますが、

    中国では執行組織の一員と考えられます。

    一方、日本語の「社長」「取締役」「専務」「部長」などは、ほぼ中国人に通じますので、

    特に説明は不要ですが、日本語の主任は、中国では「部長」職の意味

    になってしまいますので、注意が必要ですね。

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